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KC-46は、アメリカ合衆国の航空機メーカー、ボーイング社が開発中の次世代型空中給油・輸送機〔Force Announces KC-46A Tanker Contract Award" 国防総省ニュースリリース,2011年2月24日〕。形式名称KC-46A愛称はペガサス〔KC-46A空中給油機の愛称は「ペガサス」 〕。 開発母機はボーイング767。2017年までに最初の18機が調達され、KC-135とKC-10を置き換えながら179機が生産される予定〔"Boeing Wins Aerial Tanker Contract" 国防総省ニュース,2011年2月24日〕。 == 概要 == ボーイングは老朽化が進むKC-135やKC-10を代替する空中給油機としてKC-767の改良型であるKC-767ATをアメリカ国防総省に提案、100機をリース契約で調達する案を提示した。しかし、汚職問題によりこれは白紙化されエアバス/ノースロップ・グラマンが提案するKC-30Tとの競争入札となった。結果KC-30Tが選定され、KC-767ATは脱落した。これに対し、ボーイングは会計監査院(GAO)に対してKC-30T採用に関する異議を申し立て、結果機種選定はやり直されることとなった。最終的にノースロップ・グラマンが入札を見送ると発表、国防総省はKC-767をKC-46Aの名称で採用することが決定された。 2014年9月16日、配線の設計変更により初飛行が延期された〔KC-46A開発計画に若干の遅れ 配線の設計を変更 〕。 2014年12月28日、試作1号機(767-2C)が初飛行した。ただし、空中給油システムを装備していない。 試作機は4機製造(民間機登録の767-2C 2機、軍用のKC-46A 2機)され飛行試験を行い、FAAの民間機としての認証と、軍用の認証を取得することとなる〔ボーイングKC-46ペガサス試作1号機が初飛行 〕〔ボーイングと米空軍、KC-46空中給油機の初飛行成功 〕。 2015年6月2日、767-2C試験機が空中給油システム(ブームとポッドを装備)した状態で初めて飛行した〔Boeing 767-2C tanker completes first flight with boom, wing pods 〕。 2015年10月23日、日本防衛省が航空自衛隊の新たな空中給油機としてKC-46Aを選定したと発表した〔〕。公表内容によると2016年度予算で計上し2020年度末ごろから配備予定。また米側の提案した機体単価は1機約208億円であった。 なおKC-767の平成15年度調達価格247億円である。 2016年2月16日、アメリカ空軍が提出した2017年度空軍向け予算概算要求詳細が発表され、新型空中給油機兼輸送機として単年でKC-46Aペガサスを15機分発注するとした。今後もKC-10の経年化が進んでいる事から、同様の速度で毎年10機以上のペースでKC-46A型機を、発注する予定とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「KC-46 (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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